1 JNFなわとび検定
- JNF日本なわとび競技連盟は次のような要領で検定会を行う。
- (1)級及び段、名人、縄王、縄心
- 級の内容は40級から1級の段階から成り、40級から11級までの30段階は個々の技が、10級から1級までの10段階は5技の連続技が取り上げられている。 個技の場合はそれぞれ10跳躍をもって合格とし、連続技の場合はそれぞれの技を4回ずつ跳躍し、全演技を中断することなく続行し、20跳躍をもって合格とする。40級から順に原則として前方系の技、後方系の技が交互に並べられている。 技についての詳細な内容は後述する。
- 段は得点により、初段から10段までの10段階に分かれており、その上に名人、縄王、縄心が用意されている。すべての級に合格したものは「段」に挑戦することができ、段及び名人、 縄王、縄心を取得する場合は、JNF日本なわとび競技連盟が認める「技および価値 点」の表から5技を自由に選び、それぞれの技を4回ずつ跳躍して、全演技を中断す ることなく連続して行う。
- 名人に挑戦するさいには10段を通過しなければならない。縄王に挑戦するさいには名 人を通過し、縄心に挑戦するさいには縄王を通過しなければならない。
- 各段、名人、縄王、縄心の得点は次に示す通りである。
階級 |
合計得点 |
前後それぞれ |
階級 |
合計得点 |
前後それぞれ |
初段 |
402点以上 |
201点以上 |
8段 |
752点以上 |
376点以上 |
2段 |
452点以上 |
226点以上 |
9段 |
802点以上 |
401点以上 |
3段 |
502点以上 |
251点以上 |
10段 |
852点以上 |
426点以上 |
4段 |
552点以上 |
276点以上 |
名人 |
902点以上 |
451点以上 |
5段 |
602点以上 |
301点以上 |
縄王 |
1202点以上 |
601点以上 |
6段 |
652点以上 |
326点以上 |
縄心 |
1602点以上 |
801点以上 |
7段 |
702点以上 |
351点以上 |
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- (2)認定について
- 級の認定については3種審判員以上2名による。
- 初段から縄心までの認定は原則として1種審判員1名を含む2種審判員以上2名による。
- 検定会、全日本選手権大会のほか、動画による認定も認める。その際も審判員は上記のとおりとする。
- (3)会員証と認定証
- JNF日本なわとび競技連盟の会員には会員証が交付され、すべての会員は検定会(段位以上の検定)並びに競技会に参加するさい、会員証、または活動会員証を携帯(データでも可)しなければならない。
- 級別合格者には申請により認定証が与えられる。
2 検定会の方法
- (1)検定資格
- 級位 小学生以上なら誰でも可能。
- 段位以上 小学校3年生以上でJNF日本なわとび競技連盟に登録した会員。(会員登録が3年生以上のため)
- (2)受付
- 検定を受けるものは、検定会場で申し込みをする。
- 動画検定の場合は指定の方法で投稿(注 級位限定)。
- 段位以上の検定を受ける者は新入会員証または活動会員証を提示。(動画検定は不可)
- (3)申告
- 検定会場の場合、審判員に検定会受検カードを提出し、取得しようとする級・段位等を申し出る。
- (4)試技
- ○級位
- 級の受検は階級順に受験する。
- 制限時間内なら何度でも可能。
- ○段、名人、縄王、縄心
- 段、名人、縄王の場合、全日本選手権大会のルールに基づき、4回の試技のうち前方系と後方系の両方を成功させる。
- 検定会においては、失敗した段階でその日の受検は終了。合格した場合のみ、上位の階級を受験可能。この他、支部大会、全日本選手権大会のいずれか の大会において競技中に成功した場合にも認められる。
- 縄心の場合は検定会及び全日本選手権大会で前方系、後方系それぞれ 801 点以上(合計 1602 点以上)を獲得した場合のみ認められる。
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